県政報告

日本学校農業クラブ全国大会、高等学校家庭クラブ研究大会出席

2017年11月09日

県議会・文教委員長として、10月26日に開催された「日本学校農業クラブ全国大会」の式典ならびに、11月8日に開催された「岡山県高等学校家庭クラブ研究大会」へ出席しました。

日本学校農業クラブ全国大会(会場:ジップアリーナ)は、農業系高等学校の甲子園とも呼ばれ、全国から集まった高校生により研究発表や競技が行われました。
式典では、各都道府県の代表が旗手を務め、熱気あふれる雰囲気でした。また、ホスト校のラブコールにより、衆議院議員 小泉進次郎 前自民党農林部会長がサプライズゲストとして出席され、学生にエールを送ってくださいました。

ちなみに私は、こんな感じでした・・怒ってるわけではない・・


岡山県高等学校家庭クラブ研究大会(会場:総社市民会館)は、県内高校の家庭クラブ連盟に所属する51校約1万2千名の生徒たちの、日ごろの活動、研究の成果を発表する場です。

時間の許す限り、数題の研究発表を聞かせていただきましたが、生徒が身近な問題を取り上げ、実践的、体験的な研究に取り組まれており、大変意義深い大会であると感じました。

農業クラブも家庭クラブも幅広く、実践的であり、将来に活力ある地域社会の実現に向けて期待されます。

総合計画・行財政改革特別委員会 県外調査

2017年11月03日

10月31日~11月2日で総合計画・行財政改革特別委員会の県外調査へ行ってきました。

1か所目は、八重山地区畜産振興センターと八重山肥育センターを訪問し、石垣牛のブランド化戦略について聞きました。

 肥育牛舎の整備や専用配合飼料の統一化などを図り、繁殖から肥育までの一貫経営を特徴としており、沖縄サミットの晩さん会で出された『石垣牛』は「石垣に来ないと食べれない」という文句でのブランド化です。

2か所目は、竹富島重要伝統的建造物群保存地区での景観管理、株式会社 由布島における由布島の歴史と観光振興について聞き、また、西表野生生物保護センターを訪問させていただきました。

竹富島では地縁団体法人が「竹富島憲章」を制定し、無節操な開発を防止し美しい島を守ることを取り決めておられます。由布島は、竹富島公民館有地となっており、こちらも島の自然と歴史を守る(*公民館有地ということは、外資から島を守るということもある)ことで観光客が増えています。

3か所目は、竹富町役場でテレワーク等ICTを活用した雇用創出と移住促進策や世界自然遺産登録に向けた取り組みを聞きました。
島内の産業、企業が限られている中でICTを活用した民間委託による仕事確保は、地方創生・人口確保にとって重要な施策となっています。

西表島の自然遺産登録に向けた課題として、観光客の増加により観光ガイド業者も100業者を超え、中には保護区に入ってしまう者など質が問題化している。このことに対して「観光案内人条例」を制定し、ガイド業を届け出制にするなどして対策を講じようとされています。

4か所目は、石垣空港ターミナル株式会社を訪問し、その概要や観光需要の対応などについて聞きました。海外からの観光需要も高まり、既設の国際線ターミナルでは限界がきており増改築を行う予定だそうです。

総合計画・行財政改革特別委員会 県内調査

2017年10月05日

10月4日、岡山県議会 総合計画・行財政改革特別委員会の県内調査をしました。

1か所目は、岡山市東区役所で東区における地域振興(まちづくり)に向けた支援政策についてお聞きしたのと、商工会議所の方より「西大寺 五福通りレトロ・マルシェ」の取り組みについてご説明いただきました。
昭和の街並みが残る五福通りを財産と捉えて賑わいを創ろうという取り組みです。写真を拝見しましたが、懐かしさを感じる良い雰囲気です。

2か所目は、西粟倉村で起業しているエーゼロ㈱の「森のうなぎ」事業の視察です。
廃校となった元小学校の校舎・体育館を活用して、うなぎの養殖を行っています。

農林中央金庫の「農林水産業みらい基金」を活用して立ち上げられた事業で、今後、生産と販売の拡大という大きな課題と、将来は自然の川へ放流し(「自然養殖」とでも言いましょうか‥)たいという大きな夢の実現に向けて邁進されるそうです。

体育館の中では多くのうなぎの養殖が行われていました。
森のうなぎについてはフェイスブックも参照ください。

ちなみに、この校舎内には、他にも店舗・食堂などが入居されていました。

文教委員会県内調査②

2017年10月02日

9月28日、文教委員会の県内調査を行いました。
1か所目は、倉敷美観地区内にある国指定重要文化財「井上家住宅」。

井上家住宅は、享保6年(1721年)に上棟されており、美観地区の重要伝統的建造物群の中で最古の大型の町屋です。平成24年から保存修理が実施されており、10年かけて工法や建築年代などを調査しながら、使われている部材をできる限り再活用して組み立て直していきます。

2か所目は、県立天城高等学校で「スーパー・サイエンス・ハイスクール」の取り組みについてお聞きしました。


天城高校は、中高一貫なので中学校段階から科学的思考を段階的に高める取り組みをしています。ただ、「スーパー・サイエンス・ハイスクール」といっても理数科のみのことではなく、様々な教科・科目において「CASE(Congnitive Acceleration through Science Education)」という「科学的思考力を段階的に高める取り組み」を授業に取り入れて、科学的思考力や判断力を身につけることができるよう実践しています。

生徒の研究発表や論文集なども見せていただきましたが、中・高校生で、ここまでの整理の仕方が身についていれば大学へ行ってもスムーズだろうなと感じました。
将来、国際的に活躍できる人材が育成されることでしょう。
(※ ちなみに・・説明していただいた中塚校長は、何代か遡れば共通の先祖のようです)

最後は、浅口市立鴨方東小学校。


鴨方東小学校では、「学力向上」「落ち着いた学習環境」「連携協働による教育活動」などを進めるために、基本的生活習慣の改善や地域人材を活用した学習支援などに取り組み、全国学力調査では、全教科で全国平均を上回るなどの成果が出ました。
現在も、その取り組みを進化させ、「コミュニティスクールの導入」や「学校働き方改革」などの取り組みも進めています。

おかやま農業女子との懇談会

2017年10月02日

9月27日、自民党岡山県連青年局・女性局とおかやま農業女子の皆さんと懇談会を開催しました。

青年局は、毎年、県内の各種団体の若手の皆さんと懇談し、各業界・地域の課題や取り組みなどについて意見交換をしています。
今回は農林水産省が推奨する「農業女子プロジェクト」で全国初の地域版農業女子プロジェクトとして発足した「おかやま農業女子」の皆さんと意見交換をしました。
「明るく・楽しく・儲かる」農業を目指し、企業、異業種、学生などとの繋がりを広げながら、新たな価値を生み出し、発信する元気な女性の皆さんです。

ひと口に「農業」といっても、参加していただいた方は、果樹、米、野菜、養鶏など、扱う農業は様々ですが、みなさん共通に言えるのは生産するだけでなく、6次化商品の開発をはじめ、自ら販路を開拓・拡大したり、地域イベント・広報などを企画運営されています。
女性ならではの細やかさや積極性(思い切りの良さとも言えるでしょうか)に加えて、農業女子の明るさとパワフルさが、農業のイメージを大きく変えるのだと感じました。

おかやま農業女子の活動は、おかやま農業女子のフェイスブックをご覧いただき応援してください!

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