県政報告

農林水産委員会 備前県民局管内調査

2016年08月10日

8月9日、農林水産委員会の備前県民局管内調査を行いました。
午前中は、JA岡山 一宮中央選果場で主に白桃の栽培や後継者育成などについて伺いました。
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また、備前県民局で管内農林水産業の事業説明を受けました。

午後からは(株)夢ファームで大規模稲作経営と担い手育成について伺いました。
大規模稲作経営(西大寺)
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ITによるデータ管理や耕作機械を独自で改良するなどして効率化を図り大規模作を実現しています。また、そのノウハウを後継者へも引き継ぎ育成されています。

牡蠣の家しおかぜ さんで6次産業化の取り組みについてお聞きしました。
牡蠣の家しおかぜ(瀬戸内市)
牡蠣の販売低迷などを理由に6次商品化を手掛けられ、現在では県内外で売り上げを伸ばしておられるそうです。手作りの心のこもった商品です。
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玉島ハーバーアイランド企業立地視察

2016年08月09日

8月8日(月)、自民党県議団・政友会(政策グループ)で玉島ハーバーアイランドに立地整備中のJA3社の現地視察をしました。
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JA全農の子会社であるJA西日本くみあい飼料(株)(本社:神戸市)と全農サイロ(株)(本社:東京)が、(株)J-オイルミルズ(本社:東京)とともに玉島ハーバーアイランドに飼料工場、サイロ、搾油工場からなる食料コンビナートを構築し、平成29年4月稼動を目指し工事を進めています。
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それぞれの施設をコンベアで結ぶことによって原料(穀物、大豆等)ならびに生産物(大豆ミール等)を効率的に搬送できる体制が整います。
これにより西日本地区(近畿、四国、中国)における配合飼料の合理的・安定的な供給体制が実現し、JA全農は、変化する配合飼料需要への対応力をいっそう強化し、高品質で安全・安心な配合飼料の供給をすすめていきます。
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敷地は約10万㎡、【全農サイロは貯蔵量11万t、人員数約20名】、【J-オイルミルズは生産量(大豆油7万t/年、大豆ミール30万t/年、人員数約40名】、【JA西日本くみあい飼料は生産量80万t/年(日本最大)、人員数約60名】となり、これだけの規模の食糧コンビナート整備は聞くところによると約30年ぶりになるそうです。
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平成29年4月の稼働となりますが、当初は大型外航船が直接着岸できる公共桟橋の整備が間に合わないため、一旦、E地区外貿1号ふ頭で穀物を下ろし陸送で輸送することとなる。平成29年~31年の予定で公共桟橋を整備することとしているが、食糧コンビナートとしての機能や効率性を活かすために遅滞なく速やかに整備されることが望まれます。

農林水産委員会 県外調査その2

2016年08月06日

さいたまヨーロッパ野菜研究会では、イタリアンやフレンチの県内消費の高さやレストランからの要望から若手農業者によるヨーロッパ野菜の生産から流通までの仕組みづくりを聞かせていただきました。
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これまでは親の跡を継ぎ、生産のみで消費者の顔が見えなかったものが、自分たちの作った野菜をレストランで作る人が見え、作られた食が見え、食べる人も見えることで若手農業者のやる気にもつながっているそうです。
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また、お昼は研究会の方のお店でイタリアンをいただきました。

同じ埼玉にある「アクアポニックス」を訪問。
野菜などの水耕栽培なのですが、養液は魚のフンをバクテリアが分解したもの。水槽で魚を飼って、その水を循環しているので化学肥料は全く入っていない。つまり、オーガニック野菜の栽培です。
アクアポニックス(埼玉)
環境に優しい、ランニングコストが安い、安全な食(魚が大きくなったら、それも食べれる)です。
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最終地は東京にある6次産業化中央サポートセンターに伺い、文字通りの農林水産業者の6次産業化への支援業務についてお聞きしました。
6次産業化中央サポートセンター(東京)
岡山でのサポート業務をする専門員もおり、6次産業の相談にのってくださります。


農林水産委員会 県外調査その1

2016年08月06日

8月2日~5日に農林水産委員会の県外調査を行いました。
栃木県鹿沼市では林業施策について聞かせていただき、公共施設に県産木材を利用することを進めている例として鹿沼市立粟野小学校を見学させていただきました。
kanuma1粟野小学校 木造(栃木)

那須野ヶ原土地改良区連合を訪れ、水土里(みどり)ネットの小水力発電をはじめ自然エネルギーの取り組みについてお聞きしました。
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農業用水が高いことを何とかしたいという思いから、様々な自然エネルギーを駆使していこうとされています。那須野ヶ原の扇状地という地形をうまく利用し水の再利用による発電を可能にしています。
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また、栃木県農業試験場いちご研究所で新品種の開発や経営・マーケティング研究、人材育成などの取り組みについて聞かせていただきました。
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いちご研究所(栃木)
イチゴの一品目のみに特化した研究所は全国的にも珍しく、県の特産品として力を入れていることがよくわかります。
「とちおとめ」が有名ですが、新品種で「スカイベリー」が開発されています。大きくて甘い高級贈答品だそうです。

農林水産委員会 美作県民局管内調査

2016年07月28日

7月26日~27日と農林水産委員会の美作県民局管内調査を行いました。
美作県民局で農林水産業の概要説明を受け、津山地域におけるオーロラブラック(ブドウ)の産地づくりや西粟倉村の100年の森林(もり)づくり・森の学校の取り組みについて視察させていただきました。
ブドウ栽培(津山)美作1
ブドウの産地づくりでは、これまで水田であったところをブドウ畑として改良し産地拡大を図っています。
西粟倉森の学校視察(西粟倉村)mimasaka2
森の学校では、県産木材の利用拡大を図るため効率的に加工し、かつ利用しやすい木材として量産体制を構築していっています。

2日目は、少し足を伸ばして鳥取県は杉のまち・智頭町を訪問し、林業施策について伺いました。
tidu2智頭町林業施策(智頭町)
町の93%が山ということもあり林業対策こそがメインとはっきりしています。いろいろと独自の取り組みをされています。

もう1ヶ所は、岡山県農林水産総合センター・森林研究所です。長期的な視点に立った試験研究が行われています。
森林研究所(勝央町)
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小花粉スギや甘い岡山栗の開発、マツタケの人工栽培などの試験研究が進められています。

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