県政報告

予算総括協議会

2022年02月22日


2月4日、岡山県議会・予算総括協議会が開催され、知事から「令和4年度当初予算要求額」と「予算編成概要」について、総務部長より要求内容について説明があり、その後、各会派(各党)から内容について質疑を行いました。

令和4年度予算では、新型コロナウイルス感染症対策推進事業費377億3,900余万円、時短要請協力金53億5,500万円をはじめ、感染症を契機としたデジタル化の進展や地方分散の流れなどウィズコロナ、ポストコロナを見据えた施策や、河川激甚災害対策特別緊急事業39億5,800余万円などの豪雨災害からの復旧復興・防災関連事業にも着実に取り組む予算が計上されている。
この他にも、私学助成事業、子どもたちが落ち着いて学習できる環境整備事業、戦略的企業誘致推進事業、子宮頸がん予防啓発事業、EVシフトに対応した産業地域づくり推進事業、保育士修学資金貸付事業なども盛り込まれている。

詳しくは、以下をご参照ください。
当初予算のあらましについては、こちらをご覧ください。

予算にかかる各種資料については、こちらからご覧いただくことができます。

当初予算の編成に向けては、昨年末から予算要求内容について、各常任委員会においての質疑、予算総括協議会、知事折衝(党要望)などを経て、県議会2月(~3月)定例会において審議され、最終議決となる。

岡山県議会11月(~12月)定例会

2021年12月28日

岡山県議会11月(〜12月)定例会が11月30日から12月22日の間で開かれ、336億9400万円の一般会計補正予算案など33議案を可決しました。
今議会までに提出されている陳情では、長い間継続審査していた精神障害者の入院医療費の自己負担額の軽減に関する陳情や介護福祉士養成教育への支援に関する陳情などを採択しました。

今議会では、私も一般質問に登壇させていただきました。質疑の様子については、岡山県議会ホームページの録画中継で視聴することができますので、ご覧いただければと思います。⇒中塚周一一般質問録画中継


会期中の各種議員連盟の活動として、開会日には、介護福祉士養成学校の団体から介護福祉士養成教育に対する支援要望の議長(議会)への陳情に社会福祉関係振興議員連盟役員(※事務局長)として同席しました。※本陳情に関しては、冒頭に記述した通り全会一致の採択を得ることができました。
がん対策議員連盟の勉強会では、西嶋康浩 保健福祉部長からコロナ対策などを中心に説明いただきました。
他に、外国人材・留学生支援推進議員連盟役員会(※会長)を開催し、条例制定に向けての検討を行ったことや、JR倉敷駅付近連続立体交差事業促進議員連盟で知事へ事業推進要望を行いました。

政策グループ政友会による勉強会では、土木部行政予算や中国電力様にお越しいただき環境・エネルギーに関する勉強会を行いました。


所属する自民党環境文化保健福祉部会では、手話言語及び意思疎通手段に関する条例案の文案や家庭教育応援条例案について協議しました。

いずれの条例案も関係団体からの聴取やパブリックコメントなどを通じて、様々なご意見を反映しながら文案を練り上げてきており、引き続き協議を重ねていくこととなります。
また、本部会では、来年度予算編成に向けて、11月に各種団体から要望・陳情を受けた内容についても精査し、知事をはじめ県当局への要望なども取りまとめました。

今期定例会では、令和2年度岡山県歳入歳出決算認定の議決も行われました。これで、今年度所属させていただいている決算特別委員会の仕事は終了となりました。

今期定例会は、なかなかボリューム感のある議会となりました!

原田のどか選手県民栄誉賞授与

2021年12月13日

東京オリンピックのソフトボール日本代表として金メダルを獲得した原田のどか選手への岡山県民栄誉賞授与式に同席させていただきました。

お父様とお祖母様は、玉島に、あすなろ園に縁があり、私の父の代からのお付き合いです。
本当に明るくてサービス精神旺盛な女性です。勿体なくも、私にも金メダルをかけてくれました。ズッシリと、まさしく重みのあるメダルでした!


県議会の一般質問に登壇します

2021年12月07日

令和3年11月(~12月)定例会の一般質問に10日(金)の1番目(10時〜)に登壇する予定です。
質問する内容は、以下の項目を予定しています。

1 経済安全保障への対応について
2 有機無農薬農産物について
3 水島港について
(1)取扱貨物量
(2)コンテナ置き場の拡充等
(3)鉄鋼産業
(4)港湾計画の評価等
(5)玉島ハーバーアイランドの交通安全対策
4 倉敷駅付近連続立体交差事業について
5 里見川について

質疑の様子は、岡山県議会インターネット中継 (jfit.co.jp) で中継されますのでご覧ください。
また、岡山県内各地のケーブルテレビで放送されるところもあります。

岡山県議会・地域公共政策セミナー

2021年10月07日

岡山県議会では、県政の政策課題の解決に向けた立案を行うため、地域公共政策に関する課題の研究に取り組むため地域公共政策研究会(議長が会長)を組織しており、セミナーなどを通じて議員自身の政策能力を高め、議会そのものの充実・強化を図っています。
今年度、地域公共政策研究会の幹事に選任していただき、セミナーの企画などに携わらせていただいているわけですが、かねてから認知症をテーマに何かしら県議会の皆さんと認識を深めることのできる機会を持ちたいと思っていたことを、9月定例会中に開催された令和3年度第1回地域公共政策セミナーで実現することができました。

本セミナーは、「認知症とともに生きる人・家族とのパートナーシップ」と題して、コーディネーターに岡山県立大学保健福祉学部の佐藤ゆかり准教授をお迎えし、若年性認知症当事者で おれんじドア代表の丹野智文 氏、笠岡市認知症介護研修センター センター長(きのこ老人保健施設施設長)の宮本憲男 氏、総社市保健福祉部 保健師の徳重萌花 氏をパネリストにそれぞれの取り組みなどをご紹介いただきました。


若年性認知症当事者の丹野智文 氏からは、認知症当事者としての思い、困っていることや周囲の人にどう接してもらいたいかなど、率直にお話しいただきました。
39歳で若年性アルツハイマー型認知症の診断を受け、不安や葛藤の中、周囲の人の理解や支えも得ながら、自らも認知症当事者の相談を受ける「おれんじドア」を立ち上げ、認知症当事者を支え、認知症への理解を広げる活動を進められています。
丹野さんの話に、出席した議員も熱心に聞き入っていました。丹野さんの話の中で「認知症になって、どうやって生活を続けることができるか?という情報が欲しかった。」「当事者抜きで話を進めないで!」「家族をどのように支援するかが必要」という言葉、そして「人生は認知症になっても新しく作ることができる!」という前向きな姿が印象的でした。

岡山県立大学の佐藤先生からは、これまでの施策の変遷や認知症サポーター養成を中心にお話しいただきパネルディスカッションをコーディネートしていただきました。

笠岡市認知症介護研修センターの宮本さんからは、笠岡市での認知症ケアの取り組みや丹野さんとのおれんじドア笠岡ラジオ版などの活動について紹介くださいました。
ちなみに、宮本さんは私の大学(川崎医療福祉大学)の先輩で、日ごろから相談に乗ってくださっています。

総社市保健師の徳重さんからは、そうじゃ(認知症の方)本人ミーティングを中心に総社市の認知症施策を紹介してくださいました。

今回のセミナーは、丹野さんの当事者からのお話を中心に内容の濃いセミナーだったのではと思います。認知症の方や家族とのパートナーシップ、認知症になることは当たり前で、いつなっても大丈夫な岡山をつくっていくこと、そのために正しい理解を広げること、認知症とともに生きる方からの発信を正確に捉え施策に反映することを学ぶことができました。

また、本セミナーは認知症サポーター養成講座のカリキュラムにも沿った内容で、受講した県議会議員は認知症サポーター養成講座修了者となりました。議員は、各地元での人間関係も広く、多くの方と接する機会や様々な相談を受けることもありますから、認知症への理解や当事者の思いなどを一人でも多くの方に伝えることができる知識を得ることができたことは、大変意義深く、心強いことだと思います。

セミナー終了後には、講師の皆さんと岡山県議会議長室を表敬訪問し、地域公共政策研究会会長である神宝謙一議長と対談しました。

講師の皆様、大変有り難うございました。

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