県政報告

岡山県議会7月臨時会が開催されました

2020年07月20日

7月17日、県議会臨時会が開催されました。
高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの接種支援、事業者の感染対策支援の補助金、小規模事業者の設備投資補助などの新型コロナウイルス感染症対策事業を盛り込んだ71億2800万円の一般会計補正予算案を可決しました。

「補正予算の概要」はこちらのファイル

ちなみに、臨時議会の開催は、毎年5月の議会人事を決めているもの以外では、2009年のリーマン・ショックを踏まえた経済対策補正予算を審議した議会以来です。

岡山県議会6月定例会

2020年07月10日

岡山県議会6月定例会が6月11日から7月3日までの間で開催されました。

一般会計補正予算案など14議案が上程され、補正予算ではコロナ対策に関連して、観光需要の喚起、学校の遠隔授業のための環境整備、医療・介護施設の感染防止対策強化や従事者への慰労金の支給などが盛り込まれています。早急な対応のために、会期中に2議案を議決し、閉会日までに計14議案を可決しました。



6月議会中には、多くの議員連盟の総会も開催されました。私が出席した議員連盟は以下の通り。


がん対策推進議員連盟、北朝鮮による拉致問題解決推進議員連盟、書道議員連盟、湯郷ベル県議会サポーターズ、スポーツ振興議員連盟、岡山米子線4車線化促進議員連盟、国道2号整備促進議員連盟、ファジアーノ岡山県議会応援団、児島湖・湾を考える議員懇談会総会、JR伯備線高速化促進議員協議会、くだもの王国おかやま推進議員連盟、吉備国際大学シャルム県議会サポーターズ、森林林業活性化促進議員連盟

※ 岡山米子道の4車線化や国道2号線の交差点の立体化などによる渋滞緩和対策は喫緊の課題です。


新型コロナウイルスの感染症対策や経済への打撃は、まだまだ大きく、7月中にも臨時会を開き予算案の審議をする予定です。

 

現在、九州地方などで豪雨災害に見舞われている地域があり、犠牲になられた方にお悔やみを申し上げますとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。

岡山県においても平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興は道半ばであり、こうした災害を見ると、その恐怖と不安感は、より強くなります。

豪雨災害などへの防災対策として、ダムの事前放流の実施調整がありますが、岡山県内においては、既に取り組んでいた26ダムに加え、6月までに17ダムとも協定されたことで県内一級水系のすべての河川管理者、ダム管理者、利水者との間で治水協定が締結されました。また、二級水系のダムについても出水期の6月中までに締結されたことで豪雨などの際に、県下すべてのダムで事前放流の実施が可能となったところです。

また、災害に関連して、平成30年7月豪雨災害で発生した災害廃棄物の処理が6月17日をもって完了したことの報告がありました。処理実績量は、440.9千トンにもなりましたが、目標処理期間としていた発災後2年間で終えることができました。災害廃棄物処理に使用していた設備は、熊本県から貸与されていたもので、5月までに返却されています。

 

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