県政報告

文教委員会 県外調査②

2019年07月26日



北海道おといねっぷ美術工芸高等学校では、かつて入学者が6名まで落ち込んだところを美術・工芸に特化した教育やスウェーデン姉妹校への国際理解教育などの取り組みにより、現在は全国各地から116名の生徒が学んでいる「北海道一小さな村にある、知名度全国区の高校」を視察しました。


豊富町教育委員会では、アトピー性皮膚炎などへの効能がある豊富温泉での湯治を活用して、全国の小中高生を対象にした湯治留学支援の取り組みについて聴きました。温泉地にはコンシェルジュも常駐しており、湯治のことだけでなく職業紹介もしています。2〜3年間で約40名の方が移住にまで繋がっているのは驚異的です。



最終調査地は、稚内市教育委員会・稚内市北方記念館(開基百年記念塔)を訪問。
アイヌ民族の人権課題については「第3次岡山県人権教育推進プラン」において取り組むべき課題となっており、アイヌ民族や最北の地で生きた人々の歴史や文化についての教育についてお話しいただきました。

文教委員会 県外調査①

2019年07月26日

7月22日から25日まで文教委員会の県外調査に出ました。

板橋区教育委員会では、学力向上に向けて全区立小中学校にリーディングスキル・テキストを導入し、読解力を育成し成果を出している取り組みについて聴きました。
まずは出題されている内容を読み解くことが大切であり、この読み解く力が国語だけでなく、理数科においても正答率を向上させることに繋がるとの考え方です。


また、東京都教育委員会により開設されたトーキョー・グローバル・ゲイトウェイでは、海外生活を疑似体験できる英語学習を見聞しました。
様々なシチュエーションや仕事体験をしながら英語を身につけることができます。
この日も学校の先生方の団体の視察研修が行われており、学校の英語学習での活用が進められているようでした。

設備も本格的で、私も気象予報士(左写真が右写真のようになる)を体験。


札幌中等教育学校では、国際バカロレアのプログラムを活用した全教科で英語による授業や課題探求学習を実施し、グローバル人材を育成されている取り組みについて聴きました。


北海道有朋高等学校では、ICT遠隔システムを活用して離島や小規模校における教育課程の充実を図られている取り組みについて聴きました。
少子化、過疎化の進む地域においても質の高い教育を受けることができるためには、こうした遠隔システムによる授業は大切です。実際の授業を見せていただきましたが、通信も良好で、先生も慣れておられ、案外と授業は受けやすそうな様子でした。

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