県政報告

地域経済活性化対策特別委員会 県外視察②

2016年10月27日

4か所目は、株式会社シムックス(群馬県)さんを訪問。
sems1sems2
シムックスさんは警備業が本業で、警備で培った技術を鳥獣被害対策に活かせないかと行政から打診があり、システムの開発に手掛けてこられました。
これまでは、例えば狩猟者が山中に20の罠を仕掛けた場合、それを一つひとつ確認に回らなければならなかったものが、罠につけられたセンサーの反応が携帯電話へオンタイムで受信されることで、その罠へ直接向かうことができ効率性が格段に向上したというものです。
こうしたシステムが広がれば鳥獣被害に悩まされる住民、行政ともに助かります。

5か所目は、群馬県産業支援機構(群馬県)さんを訪問。
jigyokeisyo
中小企業の後継者問題の解決のために後継者バンクを設立し、後継者を求める企業と起業したい若者をマッチングするものです。
契約金や技術の伝承など、マッチングへの壁は様々にあるようですが、こうした事業がうまく回りだせば地域の経済活性や人口移入など、多くの効果が期待できます。

地域経済活性化対策特別委員会 県外視察①

2016年10月26日

10月25日より27日まで県外視察を行いました。
1か所目は、伊東市議会(静岡県伊東市)を訪問。
jio1
伊東市では、火山活動等により形成された豊かな自然を地域活性(観光)に活かそうとジオパークの登録や魅力的な観光コース設定などに取り組まれています。
makura
また、観光振興の取り組みとして「まくら投げ全国大会」を開催しています。「日頃のストレス発散に修学旅行を思い起こさせるまくら投げを真剣に、ゲームとしてやろう」というものです。全国からも多数参加があり、今後は全国の温泉地などで予選会をしたいとのことです。

2か所目は、熱海市議会(静岡県熱海市)を訪問。
jibatu
熱海市では、自伐型林業による若者の就労創出に取り組み始めています。
山林所有者は高齢化、誰も管理する人がいないというのは、山林地域の抱える悩みです。そこで他地域から若者(林業に興味のある人)を募集し、研修会を実施し山林を持つ人とのマッチングを行い、間伐材などを公共施設の燃料として買い取るなどして就労へと結びつけるものです。
まだ始まったばかりの事業ですが、その継続的な成果に期待したいですね。

3か所目は、東京都スポーツ文化事業団(東京都)を訪問。
tokyo1tokyo2
東京体育館の指定管理を受けており、その状況等について伺いました。指定管理には、スポーツ文化事業団が建物管理やカフェなどのソフト事業を行う民間2業者とともに受けており、それぞれの得意分野をうまく棲み分けしながら事業運営をしています。
一時期の建物改修期に利用者離れがあったものの、順調に利用回復をしており、利用のしやすさや地域への指導者派遣などが受け入れられているのだと思います。
tokyo3
ちなみに東京体育館は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの卓球会場となる予定です。この日もシニア卓球大会が開催されていました。

社会福祉法人経営者協議会との意見交換

2016年10月25日

10月24日、岡山県社会福祉法人経営者協議会様に県議会棟へお越しいただきました。
自民党社会福祉関係等振興議員連盟との懇談会でいただいた提言等に対して、現状や対応等についてお返しさせていただき、さらに意見交換をさせていただきました。
keieikyo1
社会福祉法人を取り巻く状況は、社会福祉法の改定や課税議論など制度的なものから、人材確保育成や福祉人材の処遇問題など直接運営にかかわるものまで幅広い課題があります。
その中で県から国へ提言していくもの、県により対応を進めていくもの、現場の状況や意見をさらに深めていただきたいものと、種々の対応についてお答えするとともに意見交換をさせていただきました。
今回の意見交換をもとに更に議論を深め、11月中旬の自民党への陳情へ活かされることになります。

地域経済活性化対策特別委員会 県内視察

2016年10月05日

10月4日、地域経済活性化対策特別委員会の県内視察があり県南から県北まで縦断。
1か所目は(有)スコレーさん(岡山市御津)を訪問。
scre1scre3scre4scre2
ここでは、ブドウやドラゴンフルーツなどを自家栽培し6次産業商品としてドリンクやカレーなどを販売。また、併設するカフェでも提供されています。
scre5
ドラゴンフルーツ ミックスジュースをいただきましたが美味しく、子どもにも人気が出そうです。

2か所目は(株)果実工房 奈義工場さん(奈義町)を訪問。
kajitu1kajitu2
本社は玉島で平野社長(中学校の先輩でした)からは、「桃など市場へ出せないものを廃棄するのはもったいない、との思いで6次商品化をめざした。」とのお話をいただきました。
フルーツコラーゲンゼリーは人気商品としてご存知の方も多いと思います。現在は、ゼリーだけでなく他のフルーツ商品も開発中です。
農家としても必ず決められた数は買い取ってくれるので助かっているようです。

3か所目は、環太平洋大学(岡山市瀬戸町)を訪問。
ipuipu2
環太平洋大学では、体育施設TOPGUNを整備しトップアスリート養成に力を入れておられます。また、学生各部による地域貢献も積極的に行っており地域とのつながりも重要視されています。

2016年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カレンダー

アーカイブ