県政報告

県政懇談会

2015年07月13日

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岡山県県政懇談会が開催され、特別委員会委員長として出席しました。
県内選出の国会議員の皆様に岡山県政の重要な施策や課題について、知事をはじめとする県執行部と議長をはじめとする県議会から国に対して要望をし、意見交換をしました。
地方創生を推し進めていくために、地方税財源の充実強化をはじめ物流ネットワーク機能の強化や中山間・離島地域対策など岡山県として何を前進させておきたいか提案させていただきました。
県の要望が国において実現できることを願っております。

総務委員会県内視察(備前県民局管内)

2015年07月13日

7月9日、県議会・総務委員会で備前県民局管内の県内視察をしてきました。
1か所目は、岡山学芸館高校。総務委員会の所管に私学振興があり、また、この度の教育制度の改革により「総合教育会議」の開催や「県教育大綱」の策定を知事部局(総合政策局)が担うことになりました。
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学芸館高校では、マナー教育をはじめ親学の実施など、美しい挨拶や相手を思いやる心の持てる「立派な日本人」の育成を目指していることの説明がありました。
知事も教育の再生は「徳育」からと言っております。成績の優秀さも求められますが、何よりも日本人としてのアイデンティティを再確立させることこそ、現代に求められているのではないかと思います。

2か所目は、瀬戸内市長船町福岡の仲崎邸。
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空き家となっていた大地主・仲崎邸を地域住民が古民家活用プロジェクトにより再整備されました。備前福岡は、黒田官兵衛所縁の地で官兵衛が九州に「福岡」と名付けたのも、この地に由来しています。
古民家とまち並みを再生・活用することにより、「郷土愛の醸成」「備前福岡のブランド化」「交流人口の増加」を目指しています。

3か所目は、赤磐市役所とまちづくり夢百笑。
赤磐市の仁美地区では、高齢化の進む中山間地域で交通、買い物など日常生活に大きな支障が出てきている地域で、その中山間地域対策として「まちづくり夢百笑(ネーミングがイイでしょ!)運営協議会」を立ち上げ、その解決を図られています。
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夢百笑では、県市の過疎地対策補助金などを上手に活用し、コミュニティ・ショップ(←正式な用語ではありません)を立ち上げ、住民のほぼボランティアにより運営されています。
個人宅への弁当・食材の配達、農産品の直売、食堂などがあり、住民の憩いの場にもなっているようです。

仲崎邸も夢百笑さんも住民の熱意とパワーを感じます。しかし、その根本は、「何とかせんと、人が困る、まちが廃ってしまう!」という大きな問題意識にあります。
これから人口減少時代に入ってきている中で、中山間地域だけでなく県南都市部においても同様の課題は迫ってきています。それぞれの地域において、それぞれの持つ課題に対処していくために、どのような制度があれば上手く乗り越えていけるのか、しっかりと考えていかなければなりません。

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