県政報告

農林水産委員会 県外調査その2

2016年08月06日

さいたまヨーロッパ野菜研究会では、イタリアンやフレンチの県内消費の高さやレストランからの要望から若手農業者によるヨーロッパ野菜の生産から流通までの仕組みづくりを聞かせていただきました。
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これまでは親の跡を継ぎ、生産のみで消費者の顔が見えなかったものが、自分たちの作った野菜をレストランで作る人が見え、作られた食が見え、食べる人も見えることで若手農業者のやる気にもつながっているそうです。
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また、お昼は研究会の方のお店でイタリアンをいただきました。

同じ埼玉にある「アクアポニックス」を訪問。
野菜などの水耕栽培なのですが、養液は魚のフンをバクテリアが分解したもの。水槽で魚を飼って、その水を循環しているので化学肥料は全く入っていない。つまり、オーガニック野菜の栽培です。
アクアポニックス(埼玉)
環境に優しい、ランニングコストが安い、安全な食(魚が大きくなったら、それも食べれる)です。
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最終地は東京にある6次産業化中央サポートセンターに伺い、文字通りの農林水産業者の6次産業化への支援業務についてお聞きしました。
6次産業化中央サポートセンター(東京)
岡山でのサポート業務をする専門員もおり、6次産業の相談にのってくださります。


農林水産委員会 県外調査その1

2016年08月06日

8月2日~5日に農林水産委員会の県外調査を行いました。
栃木県鹿沼市では林業施策について聞かせていただき、公共施設に県産木材を利用することを進めている例として鹿沼市立粟野小学校を見学させていただきました。
kanuma1粟野小学校 木造(栃木)

那須野ヶ原土地改良区連合を訪れ、水土里(みどり)ネットの小水力発電をはじめ自然エネルギーの取り組みについてお聞きしました。
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農業用水が高いことを何とかしたいという思いから、様々な自然エネルギーを駆使していこうとされています。那須野ヶ原の扇状地という地形をうまく利用し水の再利用による発電を可能にしています。
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また、栃木県農業試験場いちご研究所で新品種の開発や経営・マーケティング研究、人材育成などの取り組みについて聞かせていただきました。
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いちご研究所(栃木)
イチゴの一品目のみに特化した研究所は全国的にも珍しく、県の特産品として力を入れていることがよくわかります。
「とちおとめ」が有名ですが、新品種で「スカイベリー」が開発されています。大きくて甘い高級贈答品だそうです。

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