県政報告

特別委員会県外視察

2015年10月22日

10月19日~21日で地域振興・防災・環境対策特別委員会の県外視察へ行きました。
最初の訪問地は、飛騨高山。高山市役所で森林再生に関する取り組みについてお聞きしました。
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高山市は平成の大合併で、香川県や大阪府よりも広い日本一広い市町村となっていて、その約92%が森林です。「Present Tree in 飛騨高山」【ウルトラマンの森】という市民参加型の森林再生プロジェクトなどを実施し、市民への啓発をはじめ森林再生に取り組まれています。

2か所目は、高山市商店街振興組合連合会さんが中心となって運営されている「まちひとぷら座 かんかこかん」を訪問。
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空き店舗を活用して、子育て支援・情報発信・交流の場としてのコミュニティ機能を担っています。観光客への情報提供だけでなく、子どもと一緒にくつろげる保育スペースなどもあり、地域コミュニティ基地となっています。
高山町並み
街を歩きながら説明もいただきましたが、高山の古い町並みは、京都と江戸の文化が融合した落ち着いた雰囲気でした。ヨーロッパからの観光客が多いようです。

3か所目は、富山県氷見市役所を訪問。
閉校した県立高校の体育館をリノベーションし、市役所新庁舎として整備されました。その独創的な空間に驚きました。
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旧庁舎の耐震性の問題により、補強か、新設か、という課題に直面し、様々な課題に対する解決策と多方面からの費用対効果のシュミレーションにより、閉校となった学校体育館をリノベーションすることになったとのこと。広い空間だからこその機能性とオープンな雰囲気が実現されています。

最終訪問地は、金沢工業大学・地域防災環境科学研究所。
ここでは南海トラフ巨大災害の実効性ある防災対策について研究されています。
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南海トラフ地震が発生した場合の岡山県の置かれる状況について概要説明をいただいたのち、主に「避難勧告・指示の効果的情報伝達対策」や「地域行政と地域住民が連携した防災力向上対策」についてお話を伺いました。

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